面白法人カヤックどうだっかな〜という振り返り
この記事はex-KAYAC Advent Calendar 2018の2日目の記事となります。
在職期間のこと
カヤックではHTMLファイ部に所属していました。
Webフロントエンドで、びゃんびゃん動くキャンペーンサイトとかを作るのに特化した部門です。
在職期間にやった仕事の中で公開できるやつ一覧↓↓↓
もともとがWeb系じゃない会社から業務未経験で入社したので、入社当時はわからないことしかない状態で、諸先輩方に色々と手取り足取り教えていただきました。
なんで辞めたか
別途退職エントリーみたいなのも書いてますが、基本的にはフリーランスでやっていた妻の仕事を手伝うために退職しました。
フリーランス&会社員という夫婦構成で仕事していると、どうしても家庭や子どものことで時間をとらなきゃならない場合に、フリーランスで時間に融通きく方の負担が多くなっちゃうんですよね。
それで負担を私に寄せるためにフルタイムでない働き方にしつつ妻の仕事を手伝おうと退職した感じです。
今やっていること
一旦二人でやるので法人にして、株式会社クリモという社名で妻を代表にして経営しています。
退職してからは、妻の作っているメディアのリニューアルをしたり、新しいメディアの立ち上げをしたりとちょこちょこやっていって、
一年くらいしてその辺が少し落ち着いてきたので、私もエンジニアとしての腕が落ちるのを防ぐためもあって最近は受託開発をわりとしっかりやっています。
他にも空いた時間を見つけてwebサービスを作ったりしています。
カヤックどうだった?
「exカヤック」な記事なので、カヤックから離れてみてからカヤックがどうだったかについて。
上場してて結構デカいので200人以上いました
- 受託開発
- 自社サービス
- ソシャゲ
の3つに大きく分かれていて、受託開発部門にしかいなかったので他の部門がどうかについてはあまり知りません。
やってる事は結構違いますが、各部門間での異動希望とかはすんなり通る感じでした。
なので受託も自社も経験したい〜って人にはいいですね。 転職は色々エネルギー使いますから、異動で済むなら異動にしときたいですよね笑
受託開発部門の良いところ
案件実績見たらわかると思いますが、広告業界の仕事が多いです。
キャンペーン系の仕事のいいところはですね、サイトが1週間で閉じるとかがザラにあるんですよ。
そうするとですね、作るときに運用についてあんまり考慮しないでいいので、比較的「使いたい技術を使いまくれる」のが良い所です。
webフロントエンドはとにかく流行の流れが早いと思うのですが、去年もてはやされた技術が今年には「オワコン」呼ばわりされたりするわけです。
そう言うのを考えると技術選定において「メンテナがこの人だから大丈夫か」とかまぁそんな細かいことは気にせずに、割と使いたい技術を使えるわけですね。(もちろん公開時にはしっかり色んな環境でテストするのでその時点でバグがない前提ですよ)
「エンジニアたるもの自主的な学習は必須」みたいなのはどこの会社にいてももちろんあると思うんですが、なんだかんだ「仕事でやるのが一番力がつく」と思うんですよね。
なのでバシバシ新しい技術を取り入れられる環境はありがたかったです。
※「独学でもある程度使えるレベルのものを実践投入して更に使いこなせるようになる」のが前提なので「何もわからんけど覚えたいから使う」とかではないですよ。
労働環境
前述の「フルタイムでなくして妻の仕事を手伝う」の部分、実は会社辞める前に一旦「カヤックに在籍しながら週3日勤務にしてみる」のもやってみたんですよ。
カヤックは結構そういうスタイルで仕事する人もちらほらいまして、このアドベントカレンダーの前日のデニールも「ベンチャー立ち上げ期間は売り上げもないから、カヤックに在籍しながら」やってました。
上司とチームの了承がとれていれば、そういう前例があるので、役員や人事に話して書類をぴょぴょっと作ってもらって「はい、では来月から週3日勤務でよろしくお願いします。」となりまして、半年くらいそれでやってました。
結局やってみて、残りの週2日を保育園送り迎えしたりしながらやってもあんまり成果出せないなって事で退職したんですが、まずはそれを試せる労働環境があるのは有り難いですよね。
まとめ
- 広告系は比較的サイトを作り捨てやすいので、使いたい技術が使いやすい
- 週2日で保育園送り迎えとかしながらだとあまり成果出ない笑
そんなカヤックライフでしたが、辞めてからも仲良くやっていまして技術書典で一緒に本書いて出したりしてます。
退職者アドベントカレンダーはなんか軽く振り返るのにいいですね〜
おわり